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「戦闘員6号」に学ぶ問題解決法 (その1)

キサラギ秘密結社が誇る科学の力と組織。そして、ユニークな武器を引っ提げて戦闘員「6号」が異星人の世界でスパイ活動を切磋琢磨する。相棒は自称、高性能美少女型アンドロイドの「アリス」。二人が地球から転送装置で送り込まれたのは「グレイス王国」のある惑星。
その王国は「トリス王国」が隣接し、ほぼ砂漠の地域。そして、その王国を狙って統治を目論む「魔王」達がいる。その悪から正義を守るのが「勇者様」。しかし、この物語は「勇者様」は登場せず、キサラギ秘密結社のスパイが繰り広げる。
結果的に悪のキサラギはグレイス王国を救うことになるが、そこまでの道のりには様々な戦いが潜んでいる。

キサラギ秘密結社の「戦闘員6号」と「アリス」はその戦いで鮮やかな戦略・戦術を見せてくれた。

と、やっと本題。

この物語の戦略・戦術には戦いの本質が所々に垣間見られる。これを今、自分の仕事や生活に置き換えることができるのでは?

1.「戦闘員6号」の選出。
氷結のアスタルト様がサイコロを振って決めたことは「6号」には知られていない。
これはギャグで笑う所だとは思っている。しかし冷静に考えれば、いろいろ論理的根拠や、客観的なデータで戦略を考えた結果とサイコロを振って1/6の確率で出た結果にどれだけ違いがあるだろうか?
論理的、体系的にWhat, How, Whyなどで行きつく結論をベースにした戦略・戦術はPDCAでのモニターや途中での修正はしやすい。何故なら、アクションの項目はすべて考えつくした結果であり、裏付けがあるからだ。これを仮説として問題提起、解決策の実施、を行い、考えだした仮説と違っていれば、どこが悪いかなどの再検討ができる。
 一方、サイコロで決めた場合、選び出された「6号」のやり方がすべてで、そのやり方を知っているのは本人だけ。。いや、本人も気づいていない、いわば行き当たりばったりの出たとこ勝負。
その結果、大きく違う結果が出るか?もやはり分からない。

そもそも、キサラギが揃えたスパイ要因は改造されていてそこそこ優秀な場合、サイコロでOKなのかもしれない。

ここから学べるのは、
日常的に起きたことや、得たこと、経験したことを精査して理解して自分のストックにしておけば、いざ急な対応でもその持っている知識や経験である程度の対処はできると思う。この場合、知識や経験が「6号」そこでもし、失敗(この場合、仮説と違うことが分かる)してもその経験や因果関係は得られる。なので誰を送り込む!?という問いに対してもある程度の筋が通った対応。つまり「6号」を出せるのでは?と思った。

次からの検討事項を列挙してみる。

  • 初陣のような戦いで「6号」「アリス」が選んだ戦略について
  • 「勇者様」を蹴散らした二人組を討伐するために選んだ、塔の攻略について
  • 「6号」「アリス」が選んだ「ロゼ」「グリム」
  • 同業者へ対する制裁について
  • 悪行ポイントとは
  • 「グレイス王国」の危機を逃れた陽動作戦
  • グリムの呪いをペテンと罵る「アリス」とは
  • 古代遺跡を頂くための戦略・戦術
  • 高め合える相棒とは
  • 目的を果たすために最初にすることとは

をそれぞれ分析して自分へのフィードバックしてみる。