クラッシクギター、福山雅治、石田ゆり、パリ。 ギターが好きな私にはBGM、サントラだけでもすごく満足できた作品だった。 運命的に出逢った、主人公2人はある事がきっかけで永遠に会えない状態になる。バッハ、バリオス、ロボス等の曲が切なさを助長する。やり切れない思い、度重なる不運、、、、 結局2人はそれぞれの人生を送る。
大人になると自分一人の行動や言動が周りの人へ影響するから、勝手なことは許されない。結構、イケイケでも、限度がある。
人って自分一人で頑張って上へ上がれる様になると自分は一人でここまで来たんだって思いがち。でも、それはエゴでしかなく知らない間にいろんな人に助けられたり、迷惑かけたり、傷付けている。そんなしがらみを感じさせる切ない物語。ガット弦の旋律、伴奏が心に突き刺さる。
自分の人生も自ら選んでおきながら、後戻り出来ないことに悔やむ。切ない。
ガット弦は一音一音に重みがある。
と、切ない、切ない、切ない。しか出てこない。